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私の個人的なイメージではありますが、結婚する相手は迷うことなくこの人と決めるものと思っていました。何人か候補がいてから誰にプロポーズしようか迷うなんてそうそうないことだと思うのですが、実際にはそういう選択肢を複数持って悩んでいる人もいるのです。私の友人がそうで、プロポーズに関しての相談に乗ってくれと言われた時に想像していたのと違う相談内容に驚かされました。
てっきりプロポーズをどんな感じで進めればいいのだろうかという純真な相談なのかと思っていたら、結婚したいと思っている相手が二人いるのだがどちらを選ぶべきだろうかという驚くべき質問をされたのです。もともと付き合いの長い恋人がいたが、ある時喧嘩別れしてしまい、別の女性と付き合い始めたようです。しかし心の奥底では前に付き合っていた方の彼女への思いがなくなりきっておらず、モヤモヤとした気持ちのまま新しい恋人と表面上は順調に交際していたそうなのです。いざその子にプロポーズして身を固めてしまおうかと思っていた矢先に前の恋人から突如連絡があって久々に会ってしまったそうです。会おうと思った動機はいよいよ自分もプロポーズして結婚するからもうお互い忘れようというためでしたがやはり会ってしまうと心が揺れて、どちらが本当の自分の気持ちかわからなくなったそうなのです。
私は前の彼女への気持ちがどれどけ残っていようとも、今の彼女へ大変失礼なことをしていると叱責しました。順調に交際していたということはそれまで多少なりとも結婚について意識させながら付き合いし続けたこととなり、恐らく期待もされていたはずです。そこに突然前の彼女がどうだと言われるとショックも大きく道義的に認められるものではないと感じたのです。落ち着いてなぜ別れたのかを思い出してもらって、彼には改めて前の彼女への思いを断ち切ってもらいました。結婚直前までこうやって悩む人もいるというのは新鮮な驚きでしたね。